埼玉県高等学校教諭(公民)+ 埼玉大学教職大学院合格
子どもたちが安心して学校生活を
送れるようにサポートしていきたい。 子どもたちが安心して
学校生活を送れるように
サポートしていきたい。
送れるようにサポートしていきたい。 子どもたちが安心して
学校生活を送れるように
サポートしていきたい。
社会福祉学科
N.Fさん
Q1
教員を目指した理由を教えてください。
色んな子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、サポートしていきたいと思ったのが教員を目指すことになったきっかけです。今、ボランティア活動を行ったり、定時制高校で学習支援を行ったりしているのですが、不登校や発達障害など、色んな学生たちとの出会いがあります。そんな子どもたちが学校の中で自己実現できるよう、私も何か働きかけていけたら良いなと考えています。
Q2
いつ頃から教員採用試験の勉強を開始したか教えてください。
本格的に教員採用試験の勉強を始めたのは三年生の11月頃でしたが、二年生の春休みくらいから、教育関連のことで関心をもったことを自分で調べたり、自分の考えを箇条書きでまとめていったり、といったことをしていました。
Q3
社会福祉学部で教員を学ぶ環境について教えてください。
社会福祉学部には教職センターの方々がいらっしゃいますが、そういった方々が教員採用試験の対策用の参考書を無料で配布してくださったり、勉強会を独自で開いてくださったりして、友達と切磋琢磨しながら学んでいくことが出来ました。また、ボランティアセンターでは、色んなボランティアを紹介していただき、参加することが出来ました。そういった環境が社会福祉学部にはあるので、教職に限らず、色んなことに対して学んでいくことが出来る環境だと思いました。
Q4
埼玉県の県教員になるための秘訣について教えてください。
「教員採用試験を受けようとしている学生を対象に、埼玉県の現職若手先生たちが、勉強会を無料で開いてくださっている。」という案内を立正大学の教職センターからご案内いただき、私も参加することにしました。そこでは、埼玉県のことをより詳しく知ることが出来たり、埼玉県の教員採用試験の現状を教えていただいたりすることが出来ました。私の場合は、そういった活動を経験したことによって埼玉県の教員をしっかりと目指すことが出来たのかなと思っています。
Q5
教員採用試験の具体的な対策について「一般教養の勉強の仕方」「専門領域の勉強の仕方」「二次試験対策」の3つの観点で教えてください。
- 一般教養の勉強の仕方について
- 埼玉県の場合は国語や英語だけなく、実技科目や時事問題など幅広く出題されるので、早い時期から対策していくことが必要だと思います。私の場合は理数科目が苦手だったので、まずはそこから勉強を始めるようにしました。過去問を解いて自分の苦手な部分を分析し克服していったり、積極的に模試に応募したりしながら勉強していきました。
- 専門領域の勉強の仕方について
- 私は公民を専攻していたので、倫理と政治経済もやらないといけませんでした。その為、まずは「色んなことに関心を持つ」というところから始めました。私の場合は、ニュースを見たり、捨てずにとっておいた高校の時の資料を見ながら関心を高め、過去問を何度も解いていきました。
- 二次試験対策について
- 高等学校の教員採用試験の場合、二次試験では、個人面接と集団面接、小論文と集団討論があります。その全てに共通して言えるのが「自分の意見を持たなきゃいけない」ということであり、埼玉県ではその部分がとても重要視されています。ただ知識を得ていくだけではなく「自分だったらどうしたいか?」を細かくまとめていき、友達に聞いてもらったり、先生に指導していただいたりしながら対策していきました。
Q6
教員採用試験対策をしながら大学院受験を目指した理由について教えてください。
もともとは大学院への進学は全く考えておらず、教員一筋でした。ですが、三年生の6月にゼミの個人面談で「大学院って道もあるけど、考えてみない?」と先生に言っていただけたことがきっかけで大学院への進学を意識するようになりました。三年生の冬に英語のスピーチコンテストで、教育についてスピーチしたり、ボランティア活動を重ねるうちに、「自分に出来ることを自分だけのもので終わらせたくない。」と感じるようになりました。そういったことから、より社会貢献できるような人間になる為に「大学院で研究をやってみようかな。」と考えるようになったのが大学院受験の理由です。
Q7
大学院に合格した場合、教員採用時期はどのようになるのか?また、その手続きはどのように行うのか?を教えてください。
埼玉県の場合になりますが、教員採用試験と大学院の両方に合格している場合、2年後には必ず教員として勤務することになります。すでに採用試験には合格しているので、もう一度試験を受ける必要はなく、大学院卒業後にあたる令和8年度から教員として働くことになります。ただ、教員になるのを2年遅らせる為には手続きが必要になります。教員採用試験後、県の教育委員会から申請書類をもらい、大学院への進学を理由に教員になるのを2年遅らせる為の申請手続きをします。申請は郵送で送れば大丈夫です。
Q8
教育実習の重要性について教えてください。
教育実習は生徒との関わり方だったり、授業を行う上でのスキルを磨くといった目的がもちろんありますが、それだけではなく、「自分の生き方」であったり、実際に教員になった時に「自分はどう生きていきたいのか。」といったことを見つけるという点で、とても重要なものだと感じています。
Q9
社会福祉学部で学んだことを糧として、将来どのような教員になりたいですか?
困っている人たちやニーズを抱えている人たち、誰かの助けを必要としている人ほど、人に頼れない現実があります。私は、社会福祉学と教育学を学んだ人間として、「誰に頼っても良いんだよ。」ということを子どもたちに伝えていけるような教員になりたいです。
Q10
社会福祉学部で教職を目指す後輩に一言メッセージをお願いします。
社会福祉学部では、たくさんの出会いがあると思います。一緒に頑張っている仲間や、いつも温かく見守ってくださる先生方など、本当に色んなの出会いがあります。そういった出会いを大事にしてもらい、悔いのないように自分のやりたいことや自分の生き方を見つけていって欲しいなと思います。