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「立正大学社会福祉学会第24回大会」終了報告

去る11月5日(土)、熊谷キャンパスで立正大学社会福祉学会第24回大会が開催され、午前64名、午後109名の参加者がありました。当日は星霜祭もあり学部生の参加者も多くありました。

午前中研究発表と実践報告があり、どの会場にも熱心に議論する会員たちの姿が見られ、会場は熱気にあふれていました。

午後は、立正大学名誉教授 稲葉一洋 氏に基調講演をいただきました。

「社会福祉学部のあゆみ-社会福祉学科を中心に-」をテーマに社会福祉学部の歴史を①社会福祉学部創設以前の歴史、②1996年の学部創設からの10年間、③2006年度から2015年度の10年間、④2016年度からコロナ禍の現在の4つに分けお話しいただきました。特に、現在の社会福祉学部の前身である立正大学短期大学部が4年制大学へ移行する話に触れた際には、多くの方が興味深く聞き入っていました。

基調講演後は、藤高直之大会準備委員長をコーディネーターとし、「専門職の新たなあり方とその養成」をテーマに3名の報告者によるシンポジウムが行われました。

幼保連携型認定こども園 とりやまこども園々長 福島玄 氏からは「こども園で働く専門職をいかに育成するか?」、川崎市立旭町小学校教諭 石毛航太 氏からは「専門職の新たなあり方とその養成~コロナ禍での小学校教育における実践について~」、社会福祉法人 救世軍社会事業団 救世軍自省館(救護施設)支援主任 清水幸雄 氏からは「専門職にいつなるの?」について、自らの経験を踏まえ、専門職養成にかける熱い思いを語っていただきました。現在活躍されている先輩たちのお話ということで学部生も多数参加し、熱心に聞き入る姿がありました。

(文責:学内学会広報担当 白井健次)

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