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立正大学社会福祉学会第25回大会終わる

去る11月4日(土)、熊谷キャンパスで立正大学社会福祉学会第25回大会が開催され、91名の参加(学内会員22名、学外会員2名、非会員参加者6名、大学院生12名、学部生40名、非会員発表者/招待者9名)がありました。当日は星霜祭もあり、学部生も多く参加しました。

午前中は研究発表と実践報告、午後は基調講演とシンポジウムがあり、あちこちで熱心に参加する会員たちの姿が見られました。

溝口副会長の開会挨拶

午後の基調講演では、自由学園最高学部 准教授 酒本絵梨子 氏に、「遊びから見る子どもの権利とその擁護・支援とは」をテーマに、①子どもの権利条約第31条「遊ぶ権利」と「ジェネラルコメント№17」、②遊びの構造的理解、③おもちゃを所有すること、④遊びが作る未来、⑤子どもの声とは何か、⑥遊びと自尊心について、お話をいただきました。話の中に「いうこと一緒・やること一緒」のゲームを取り入れるなど、和やかな雰囲気の中で行われました。

酒本氏による基調講演

基調講演後は、山田修平大会準備委員をコーディネーター、また、酒本絵梨子 氏をアドバイザーとし、「子どもの権利について~子どもの意見・意向表明や権利擁護のあり方を考える~」をテーマにシンポジウムが行われ、社会福祉学部 助教 門脇大輔 氏からは、「小学校における子どもの権利擁護」、同助教 宮平千穂 氏からは、「子どもの権利~社会的擁護における子どもの権利擁護について考える~」について、それぞれ自らの経験を踏まえ、子どもの権利擁護について熱い思いを語っていただきました。

シンポジウムの様子

(文責:学内学会広報担当 白井健次)

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