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国家試験合格体験記 中村 魁さん

対策講座、国試ゼミ、図書館・・大学の資源をフル活用して、コツコツ勉強
国家試験対策の勉強は、今、病院で医療ソーシャルワーカーとして働く土台になっています

中村 魁さん(写真左)

国家試験に向けた勉強方法

いつからどんな勉強をしましたか?

3年生の2月に受けた模擬試験の点数が低くてショックを受け、3月から本格的に試験勉強に取り組みました。最初は、週に3日だけ集中する、慣れてきたら毎日5時間、10時間と、時間を増やしていき、コツコツとやるように心掛けていました。 勉強は、単元ごとに集中的に取り組み、加えて、人物名や単語の暗記は、覚えるまで何度も何度も繰り返しました。

模擬試験の点数の伸びが励みに

約30%という国家試験の合格率を見ると、合格は難しいのではないかと思ってしまうかもしれません。私もそうでした。でも、目の前の数字に焦る必要はありません。とにかく、一つ一つ知識を増やしていくこと、頻出事項を分析していくことです。毎日コツコツやっていると模擬試験の点数は伸びますし、自分の努力が点数に出ると、またやる気が出てきました。

普段は図書館で勉強、対策講座と国試ゼミは毎回出席

内容の濃い対策講座

「国家試験対策講座」の先生のスピードについていくのは大変でしたが、慣れると、とても濃い内容の講義であることに気付きました。わかりにくかった点は、国家試験対策室で録音USBを借りて復習し、わからないことをそのままにしないようにしました。自分で調べて理解すると、その知識は、意外と忘れにくいので、積極的に自分なりに理解することが必要です。それでもわからないことは、国家試験対策室に質問に行っていました。

仲間から刺激を受ける国試ゼミ

国試ゼミは、ほとんど毎週出席していました。後期ゼミで毎週やった人物名テストは、本当に重宝していました。科目ごとにゆっくり勉強し、わからないことは、進行を止めてみんなで教科書のページを確認したり、協力して解決できたので、頭を整理しながら、知識として定着させました。国試ゼミでは、仲間の勉強の進み具合を確認できるので、周りに刺激されて、自分ももっと勉強しようという気持ちになりました。

勉強する環境も大事です

大学の図書館は、集中して勉強することができました。自分が勉強する環境は、本当に大事だと思います。ストレスなく勉強できる環境を見付けたり、作り出すことも必要かもしれません。

医療ソーシャルワーカーとして研鑽を積む日々

国家試験対策の勉強が仕事の土台になっています

卒業後、病院の医療ソーシャルワーカーとして働いていますが社会福祉士は、病院の中でも必要不可欠な存在だということに、入職して改めて気付かされました。医療ソーシャルワーカーは、「入院費や介護保険に詳しい人」という目で見られます、福祉の分野の専門職である以上、聞かれたことにすぐに答えられなくてはなりません。今は、国家試験対策の勉強で培った土台をもとに、知識を増やしている日々です。社会福祉士の資格を持っていることは、自分の自信にも繋がりますし、さらに勉強して、患者様やご家族にとって必要な支援は何か、社会福祉士にできることは何か、を突き詰めていきたいと思います。

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