2026.01.10
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社会福祉学部子ども教育福祉学科 村尾 泰弘 教授 最終講義

村尾泰弘 教授 最終講義
「心理臨床家として歩んだ道-心理と福祉と司法の交差する領域で-」
2026(令和8)年1月10日(土)
子ども教育福祉学科教授の村尾泰弘先生の最終講義が熊谷キャンパスアカデミックキューブA101教室で行われました。
村尾先生は、家庭裁判所の調査官から立正大学人間福祉学科の創設期にご着任され、学科主任時代には小学校教員養成課程を導入されるなど多大なご功績を残されました。
家庭裁判所でのご経験から、非行・犯罪を繰り返す人には、加害者でありながら被害者意識が強いという「被害者意識のパラドックス」が生じることがあり、更生の難しさを感じてきたと非行臨床の立場から模擬事例を交えて紹介されました。調査官としてではなく、より療法的な関りをしたいという想いが強くなったタイミングで人間福祉学科とのご縁をいただいたとのことでした。
本学にご着任後も児童福祉施設における心理治療や犯罪被害者支援を通じて、様々な方々と出会い、心理臨床家としてクライアントの気持ちや感情、言葉と向き合い続けたことが紹介されました。「私はカウンセラーとして、ただただ話を聞いて支えることしかできない」と話され、そこに真に強く心理臨床家としての誇りを感じられた最終講義となりました。最終講義のタイトルである「心理臨床家として歩んだ道-心理と福祉と司法の交差する領域で-」の交差する真ん中にいる加害者や被害者、またその家族に寄り添う村尾先生のお姿を感じました。
最終講義には、多くの卒業生や児童福祉施設等の関係者がたくさんお越しになり、花道を飾りました。
28年間の立正大学でのご指導、誠にお疲れ様でした。ありがとうございました。


